国際医療救援部門
長年の日赤の海外医療支援の知識と経験を活かして未来に寄与する
戦後1960年のコンゴ動乱に始まり、長年行ってきた海外医療支援の知識と経験を無駄にせず、本研究所の他部門、および国際医療救援拠点病院と共同で、将来の人道支援活動に寄与する研究を行ってまいります。
部門長 中出 雅治 Masaharu NAKADE
私自身は1995年の阪神淡路大震災で初めて災害医療に接し、以来国内外の災害や紛争、難民などの人道危機に対する医療支援に携わってまいりました。しかしながら災害医療というのは通常の病院診療とは異なり、めったに起こらない上に金銭的に病院に寄与しないため、皆が必要とは認めつつも、これに予算をつけて専門的に研究開発する環境というのはほとんどありません。そんな中で本研究所の意義は小さくないと言えましょう。現在、当部門では災害支援における脱炭素化をテーマに研究をすすめておりますが、これから私たちがここでどのような実績をあげ、それを発信していけるかが問われることになる、ということを肝に銘じて努めてまいります。
研究員一覧
| 役職 | 氏名 |
|---|---|
| 部門長 | 中出 雅治 |
| 副部門長 | 杉本 憲治 |
| 専任研究員 | 伊藤 明子 |
| 専任研究員 | 光森 健二 |
| 客員研究員 | 安藤 恒平 |
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