2023年安全・安心な生活とICT研究会 安全・安心ベストプラクティス賞を受賞
この度、電子情報通信学会 安全・安心な生活とICT研究専門委員会において
当研究所研究員の発表が2023年安全・安心な生活とICT研究会 安全・安心ベストプラクティス賞を受賞し18日授賞式が行われました。
【2023年 安全・安心な生活とICT研究会 研究奨励賞】
受賞研究: [招待講演]赤十字における新たな人道技術の探究と社会実装
受賞者: 曽篠恭裕(日本赤十字看護大災害救護研)
発表研究会: 2023年7月 安全・安心な生活とICT研究会
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災害救援技術部門 曽篠恭裕部門長(熊本赤十字病院国際医療救援部)が、電子情報通信学
会 安全・安心な生活と ICT 専門研究委員会 2023年安全・安心ベストプラクティス
賞を受賞しました。
この賞は、電子情報通信学会 安全・安心な生活と ICT 研究専門委員会主催会議等での研究
報告、または、講演論文集掲載論文のうち、特に安全・安心な社会の実現を目指し、災害現
場や社会インフラの保守・管理・運用での実証や事例に関する論文を表彰するものです。
授賞式は2024年3月18日、オンラインで開催されました。
(受賞コメント)
はじめに、今回の能登半島地震による犠牲者の皆様に深く哀悼の意を表しますとともに、被
災された皆様方に心からお見舞い申し上げます。
さて、今回、大変栄誉ある賞を賜わりまして、身の引き締まる思いです。謹んで感謝申し上
げます。
安全・安心ベストプラクティス賞を頂いた研究は、日本赤十字社、そして、国際赤十字に
よる人道的活動を支える情報通信技術の研究開発と実働に関するものです。私達赤十字は、
国内外の紛争・自然災害対応の現場で、人々の生命と尊厳を守るための活動に取り組んでい
ます。今回の賞は、国内外の様々な人道活動の現場で一緒に活動してきた国際赤十字の仲間
と一緒に受賞したと思っています。
ICT は、私達の人道支援活動には不可欠な技術であり、その改善のためには、国際赤十字
の実務家、そして、ICT の専門家の皆様方との共創が不可欠です。
今後とも、社会のまさかのときに少しでもお役に立つことができますよう、研究と実践の
両輪を回していく所存です。重ね重ね、今回、価値ある賞を賜りましてありがとうござい
ました。今後とも、赤十字へのご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
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