日本災害医学会で研究の成果等を発表しました。

研究

2024年3月2日

2月22日より24日まで第29回日本災害医学会が開催され、当研究所は以下のとおり発表・展示等を実施しました。

1.パネルディスカッション:「積雪厳冬期の避難支援と災害対応」

(1)日  時:2月23日 10:10~11:40(90分)

(2)聴講者数:235人

(3)報  告:

厳冬期災害について以下のようなパネリストにより話題提供がなされた後、学校を避難所とした場合の避難者の居住空間の選定、災害救護における行政の介入について、オフィスでの宿泊時の装備について質問や意見がありました。

〇寒冷地災害での避難環境の確立(災害救援技術部門 専任研究員 根本 昌宏)

〇北海道における津波災害を想定した人流データ利活用の実証(株式会社AgoopCEO 柴山

和久)

〇冬期災害における在宅酸素療法患者対応(石巻赤十字病院 小林 誠一)

〇国際赤十字による冬期の紛争犠牲者支援(赤十字国際委員会駐日代表 榛澤祥子)

〇冬期災害に関する住民の意識(災害救援技術部門専任研究員 吉川靖之)

〇指定発言:(情報企画連携室員 植田信策)

<座長>情報企画連携室 植田信策、災害救援技術部門長 曽篠恭裕

 

2.特別企画:「国際赤十字との協働・連携による災害対応の進化」

(1)日  時:2月24日 12:40~14:00(80分)

(2)聴講者数:74人

(3)報  告:

国際的な活動を発端とした災害救護機材の開発や被災者支援対応について話題提供がなされた後、国際救援活動と国際救護を連携させる困難さ、プロダクトとマーケットの両方をみつめながらつなげていくことの重要性について質問や意見がありました。

〇グリーンレスポンスと未来の野外医療施設  (国際医療救援部門長 中出雅治)

〇国際救援を通じた救援技術の創出          (災害救援技術部門長 曽篠恭裕)

〇国際赤十字との連携によるPFAの普及      (心理社会的支援部門長 森光玲雄)

<座長>副所長 井村真澄、情報企画連携室長 丸山嘉一

 

3.企画展示

(1)日  時:2月22日・23日 8:30~17:00,24日 8:30~15:00

(2)来場者数:100人程度

(3)報  告:

以下の掲示と配付を行いました。来場者は開発したLEDライトを実際に手に取りその軽さ、耐久性、柔軟性を確認していました。

4.シンポジスト・口演等

〇シンポジウム:叡智の結集 災害研究機関

日本赤十字看護大学附属災害救護研究所の活動 丸山嘉一

〇シンポジウム:救援者• 支援者のメンタルヘルスサポート

日赤のこころのケアにおける支援者支援 丸山嘉一

〇パネルディスカッション:避難所・避難生活学会2新たな国土強靭化基本計画-避難生活における災害関連死の最大限の防止

赤十字における新たなインフラ・デジタル技術の創出を通じた国土強靭化への貢献 曽篠恭裕

〇口演:小児・周産  避難所等での妊産婦および母子への助産師支援マニュアル作成 内木美恵    
〇口演:国際協力

パレスチナの赤十字病院における看護師のフィジカルアセスメントの実践力向上のプロセス 内木美恵

〇口演:〔総論〕 情報

衛星コンステレーションの出現で劇的に変わりつつある災害時の情報通信とその課題 鷺坂彰吾

口演: 国際援助

ウクライナ人道危機:ポーランドにおける IFRC 心理社会的支援コーディネーター活動 森光玲雄

〇口演: システム・ドローン・コンテナ

医療救援の脱炭素化に向けた研究開発 中出雅治

〇ポスター:コロナ2

COVID-19 パンデミック下における医療従事者のメンタルヘルスと心理社会的支援:全国赤十字病院アンケート調査をもとに 大山寧寧